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コラム

人材開発はどう変わるのか? ~ AI・テクノロジーの効果的な活用方法 ~【開催報告】

「AI革命が変える人材開発」の著者、中原孝子さんをゲスト講師にお迎えし、
オンラインセミナーを2022年6月14日(火)に開催いたしました。

■講師
株式会社インストラクショナルデザイン 代表取締役社長
国立岩手大学卒業後、米コーネル大学大学院を経て、外資系製造販売会社、金融機関、IT企業にて人材戦略部門のマネージャーを歴任する。
2002年5月に株式会社インストラクショナル デザインを設立し、人材育成計画全般や効果的な研修設計と効果測定実施のためのインストラクショナル・デザインの支援、パフォーマンスコンサルティング(Human Performance Improvement、翻訳書「HPIの基本」、「データ・ドリブン人事戦略(Barnard Mar著、2019年JMAM出版)」)、グローバルタレントマネジメントの規格運営支援なども行っている。ATD(米国人材開発機構)インターナショナルジャパン理事(副会長)も務める。ATDの国際カンファレンスをはじめ、各国の人事・人材開発カンファレンスでの講演も多数。

 

「私たちの生活にも身近になったAIは、人材開発や人事まわりでも、ものすごく活用が進んでいる。追いついていかないと、新しい役割を果たせなくなってくる分野でもある」と中原さんは言います。
COVID-19による急速なデジタルワークスペースの浸透により研修のあり方も変化し、ハイブリッドワークも今後はさらに進んでいくでしょう。

今回のセミナーでは、そういった現状を紐解きながら、今後の「学び」の環境に欠かせないAIテクノロジーやフォーマルラーニング以外の学習環境整備の重要性について、海外の最新の事例を交えながらお話いただきました。

後半の時間では、ご参加いただいた方の事例をもとに、ビジネスモデルキャンバスを用いたディスカッションを実施。

参加されたみなさまからは、
・テクノロジーによってできることが増えた半面、提供側が考えなくてはならない、考慮しなければならないことが増えたと実感した。
・ラーニングテクノロジーについて詳細な事例を聞くことができた。今後、考えるべきことが見えた。
・海外と日本のOJT(OJL)のとらえ方の違いや、LMSの導入をするうえで、ビジネスモデルキャンパスが役立つことを知ることができた。
・これまでの学習に対する考えをいったん置いて、リスキリングしていく必要があると感じた。

というお声をいただきました。

ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました。
一般社団法人日本フューチャラーナーズ協会では、今後もみなさまの学びの場をつくっていきます。

 


 

【次回開催セミナー】
組織パフォーマンスを高めるアクションラーニング~「質問力」を向上させる~

■開催日時 
2022/07/02 (土) 13:30 – 16:30 (Zoom開催)

■講師
NPO法人 日本アクションラーニング協会理事
清宮普美代

大学卒業後、(株)毎日コミュニケーションズ(現:マイナビ)にて事業企画や人事調査等に携わる。数々の新規プロジェクトに従事後、渡米。米国の首都ワシントンDCに位置するジョージワシントン大学大学院マイケル・J・マーコード教授の指導の下、日本組織へのアクションラーニング(AL)導入についての調査や研究を重ねる。外資系金融機関の人事責任者を経て、(株)ラーニングデザインセンターを設立。2006年にNPO法人日本アクションラーニング協会を設立し、国内唯一となるALコーチ養成講座を開始。1000名強(2021年6月現在)のALコーチを国内に輩出している。また、主に管理職研修、リーダーシップ開発研修として国内大手企業に導入を行い企業内人材育成を支援。アクションラーニングの理解促進、普及活動を展開中。

■参加費

一般・無料会員:16,500円 (税込)
コミュニティ会員:12,100円(税込)
ファシリテーター会員:9,900円(税込)

※コミュニティ会員・ファシリテーター会員:ブレンディッドラーニングファシリテーター養成講座、ブレンディッドラーニングデザイナー養成講座受講生で年会費をお支払いいただいている会員の皆さま

▼詳細は、以下のページよりご覧ください。
http://ptix.at/1G0kHo